日経トレンディ 2004年12月号の別冊付録“ヒット商品の設計図”にて、『イノセンス』のプロモーションについての記事が5ページ掲載されている。
実際に行なわれたことは「マニア(オタク)のファンの多い押井守ファンだが、『攻殻機動隊2』改め『イノセンス』は、前作を見ていない一般層、特に女性にアピールする」という方針だったのは皆さん知っての通り。だが、六本木ヒルズ 朝まで文化祭の紹介文章について。「六本木でおしゃれを演出」はともかく(私はあの街は汚いだけでとてもお洒落には思えないが)、オタクの“鬼門”バレンタインデー……オタクが活動しにくいバレンタインデーを選び、女性客を……
とか書かれていた。……ヴァレンタイン・デーだからといってオタクの行動力は落ちないだろう?(クリスマス・イヴだろうが声優イヴェントに行っている人も多数いる) それよりも「ペア・ティケットのみ販売」ということのほうが制約になったと思うが(同姓ペアでの入場も可能だったとはいえ)。
あと私が個人的に疑問だった、「イノセンスのDVDは、どうして同じ価格帯で“DOG BOX”と“STAFF
BOX”という2種類のパッケージが発売されたのか」ということだ。これは、前者が女性ファンを対象に、後者が男性ファンを対象にした商品という位置付けだったらしい。
でも実際の購入者はどうだったのだろう。後でこのサイトでアンケート取ってみるかな。因みにDVDコレクターズBOXは5000セットが予約され、通常版の初回出荷は20万本だったそうだ。(情報提供
杏氏)
コメント