完成間近の愛知万博現場より

architects' cafe --- cybermetricTwisted Columnに、押井守氏が総合演出をしている愛知万博めざめの方舟”完成間近の現場を見てきた人のリポートが掲載されていた。

当然ながら、もうほとんどの施設はおおむね完成。テーマパーク的な雰囲気。やはり、会場はでかい。夢見る山のパヴィリオンにて、押井守が監修した映像をチェックする合間をぬって、断続的にインタビューを行う。魚・鳥・犬の3パターンの映像があり、会期中は2ヶ月ごとにチェンジする予定だが、そのうち2パターンを鑑賞することができた(まだ完成したものではない)。最大の目玉は、足下に広がる巨大な映像体験。人間中心主義から脱却すべく、俯瞰する垂直の視線。未来でも過去でもなく、もうひとつの進化の姿を想起させるようなコンテンツ。これらを大きな犬人間の像がとり囲み(これも魚や鳥バージョンあり)、あちこちでムービングプロジェクターが稼働し、天井には卵型のスクリーンなどがあり、まさに押井の映像の世界に入り込んだかのよう。
インタビューで、大阪万博はどう思いますかと質問したら、やはり当時は反博で、万博にいっていないという。ちなみに、それを語る押井さんはヘルメット姿だった(現場なので着用)。

やはり地元住人じゃないと、3種類全部の映像を見るのは辛い。