11月18日の朝日新聞夕刊に山寺宏一氏の記事があり、『立喰師列伝』について触れられている。
この間は、来春公開の押井守監督の映画「立喰師列伝」で、1人9役(!)を体験した。アニメでなく実写で、スタジオジブリの鈴木敏夫さんや「ガメラ」の樋口真嗣さんら日本を代表するクリエーターの方々が出演しているのに、みんな割りばしの先につけた平たい人形みたいにCGで加工されている。
僕はその中の何人かの声を当て、膨大なナレーションも担当した。100分のうち8割(?)は僕の語り。20年声優をして、一番たくさんしゃべった作品だと思う。お話は、食い逃げを生業とする立喰師たちを通じて日本の戦後史を統括する、っていうんだけど、わかるかな?
押井氏の話によれは山寺氏は「1人20役」だそうだが。
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