穴に落ちた人物を助けるのは誰か

Twitterで書くには長すぎるので、こちらに。『ザ・ホワイトハウス』の再放送を見ていて、印象に残った言葉。銃撃を受けた経験のためPTSDになってしまった人物に対し、アルコール依存症だった人物が語ったセリフです。

ある男が、深い穴に落ちて出られなくなった。彼は、穴の近くを通りかかった医者に「助けてくれ!」と叫んだ。すると医者は処方箋を書き、穴に落として立ち去った。
次に、穴の近くを神父が通りかかったので、男は神父に「助けてくれ!」と叫んだ。すると神父は祈りの言葉を紙に書き、穴に落として立ち去った。
次に、穴の近くを男の友人が通りかかったので、男は友人に「助けてくれ!」と叫んだ。すると友人は「よしわかった」といって、穴に飛び降りた。男が「馬鹿だな、一緒に落ちたら、引っ張り上げてもらえないじゃないか」というと、友人は「大丈夫だ、俺は前にも落ちたから、登り方を知っている」と答えた。

医師や宗教による心の支えが無駄とは言いませんが、同じ状況を克服した人こそが、やはり相手を一番理解できるのでしょう。これは色々な状況に当てはまると思います。