押井守が『魔法少女まどか☆マギカ』を「神アニメ」と発言?

宝島社から9月30日に『まどマギを語り倒す!』という本が発売予定になっているのですが、楽天などの通販サイトの紹介では以下のようになっています(強調編者)。

2011年のアニメの目玉はMBS『魔法少女まどか☆マギカ』でした。最終回の放映前には読売新聞に全面広告まで打たれて、ファンの期待はいやが上にも高まりました。本書は『エヴァンゲリオン』以来の「神アニメ」とまで熱狂するファン(押井守ほか)の声を編集したものです。ファンタジーアニメでありながら、日本人の心の現実をつかんだ「まどかマギカ」のすべて! 3.11以後のエンタメ潮流の中心がここにある!といっても過言ではありません。

押井氏が『まどか☆マギカ』を高く評価しても別に不思議ではないのですが、押井氏自身が「神アニメ」という表現を使うとは想像しにくく、少々信じがたいです(まさかアニメ内で神が表されるから……というオヤジギャグじゃないよね?)。本自体の内容は真面目で正確でも、紹介文の段階で妙な端折られ方をしたり、間違えて書かれたりすることがありますし……(前にもこんなことを経験しているので)。しかし、本当に押井氏がこう言っていたとしたら凄いことです。

でもこの紹介文、押井氏を「ファン」という表現で書いているのも微妙ですし、「3.11以後のエンタメ潮流の中心」といっても、『まどか☆マギカ』が放送開始したのは震災前からでその時から話題になっていましたし……「神アニメ」もアオリの結果こういう書き方になったように、どうしても思えてしまいます。が、表現はともかく押井氏のコメントが書かれているのは確実なようなので確認してみたいと思います。

関係ないですが、『魔法の天使クリィミーマミ』で原案、シリーズ構成を担当した伊藤和典氏がTwitterで「マミったらクリィミーだろうがよ」と思った時期もありました。もう巴さんでいいですという発言をしていました(巴マミは『まどか☆マギカ』の登場人物)。

その後商品紹介情報が修正され、押井氏のコメントは誌面にも掲載されないということです。