アニメーションのアカデミー賞などとよく言われるアニー賞の2016年度(第44回)ノミネート作品が発表されたが、同時に審査員賞として、日本では生涯功労賞などとも言われるウィンザー・マッケイ賞をDale Baer、Caroline Leafと共に、押井守が受賞することが発表された。同賞は毎年複数人が受賞しており、現段階で押井氏の受賞が確定した形となる。
同賞は、アメリカ人アニメーション・コミック作家のウィンザー・マッケイにちなみ、アニメーション業界に大きな貢献をした人物に与えられる賞として1972年より制定されたもので、日本人の受賞は川本喜八郎、手塚治虫、宮﨑駿、大友克洋、高畑勲に続き6人目となる(なお一部で「押井守は5人目」と書かれているが、高畑勲氏は第43回で受賞しているはずなのに、アニー賞公式サイトのWINSOR MCCAY AWARDのページに名がないためこのような混乱が発生していると思われる)。授賞式は2017年2月の予定。