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攻殻機動隊世界 基本用語集
こちらは、「イノセンス」「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C. 2nd GIG)」に登場する基本的な用語の解説である。作品を見る前にこれらの用語を見ておけば、比較的すんなり世界観に入り込めるだろう。
- AI
- 人工知能。ゴーストを持たないとされるため、人権は認められていない。
- アンドロイド
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サイボーグと異なり、ゴーストを持たないAIによって動く人間型ロボット。
- 義体
- 義手、義足などのようなサイボーグの体。脳以外を全て義体化したサイボーグは、完全義体サイボーグと言われる。
- 公安九課
- 草薙素子やバトーが所属する、首相直属の内務省特殊実行部隊。主に防諜、対テロなどの任務を担当。
- 公安六課
- 別名、外務省条約審議部。主に諜報を担当する、外務省の情報部隊。
- 行確
- 行動確認の略。
- 攻殻機動隊
- 公安九課の通称。
- 光学迷彩
- 正式には熱光学迷彩(赤外線でも感知できなくなるため)。光学的に不可視になる技術。素子が使っているのは2902型。九課が追ったハッカーが使用した光学迷彩は旧式のため水に濡れて使えなくなっていたが、素子のは最新型のため水に濡れても平気だった。
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ゴースト
- 人間の魂、意識、自我、人格といった意味。アンドロイドなどの搭載するAIにはなく、人間の脳にのみ存在するとされる。
- ゴーストハック
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ゴースト(意識)を乗っ取られる(ハッキングされる)こと。その結果ゴーストハックされた人間は、ハッカーが用意した情報を意識に擦り込まれる。そうなると、ハッカーが用意した現実に存在しないものの情報を「存在するもの」として知覚してしまう。そのため存在しない相手と戦うことになったり、自分がするつもりのなかった犯罪行為を「やらなければならないこと」と思って実行してしまう。
- 攻性防壁
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防壁の一種。防壁に、不正アクセス者への反撃能力をもたせたもの。
- サイボーグ
- 体の一部を義体によって機械化した人間。草薙素子は、脳以外は完全に義体化したサイボーグである。
- 思考戦車
- AIを搭載し、有人でも無人でも行動が可能な戦車。この世界ではキャタピラではなく、多脚型が主流になっている。
- 少佐
- 公安九課の隊長、草薙素子の通称。
- タチコマ
- 公安九課の思考戦車。「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C. 2nd GIG)」にのみ登場。名称が変更された理由は諸説あるが、コナミがフチコマの名を商標登録していたためという説もある。
- ツァスタバ
- 銃器メーカーの名前。公安九課の標準的なハンドガンはツァスタバCZ-M100半自動拳銃。ツァスタバ社は、実在するユーゴスラヴィアの銃器メーカー。
- 電子戦
- →電脳戦
- 電脳
- 脳が直接コンピューターなどとアクセスできるようにしていること。電脳化することにより人間の脳は、端末を介することなくネットワークにアクセスできる。そしてネットワークを経由し、脳同士で情報を交換する電脳通信も可能になる。だが電脳化は、ゴーストハックされたり電脳ウィルスに感染したりする可能性もある。電脳は無線でネットワークに接続することも出来るが、有線で接続することも可能。電脳化した人間のコネクタは首の後ろにある。
- 電脳戦
- 相手の電脳をゴーストハックしたり、自分のゴーストを防壁によって防衛したりという戦い。
- 新浜
- 神戸の沖合にある海上都市。大戦により東京が破壊されると、ここが日本の首都になった。さらに現在は福岡に遷都しているが、現在も一部の政府機関の建物が残っており、公安九課もここにある。原作コミックと「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C. 2nd GIG)」にのみ登場。
- フチコマ
- 公安九課の思考戦車。原作コミック
とPS版ゲームにのみ登場。「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C. 2nd GIG)」ではタチコマという名称になっている。
- フローター
- 普通のサイボーグは水より比重が重いので、普通水に入ると人間のように浮かばずに沈む。そのため通常サイボーグは水を恐れる。サイボーグが水上に浮き上がるにはフローターが必要。
- 防壁
- ネットワークから電脳への不正なアクセスを阻止する、現代の用語でいうファイアウォールのようなもの。ゴーストハックや電脳ウィルスなどを防ぐために存在する。
- 防壁迷路
- 防壁の一種。ネットワークからの不正アクセス者が、ネットワークの深層=ゴーストに到達しにくくするための電子的迷路。
- マテバ
- 銃器メーカーの名前。トグサが愛用するのはマテバM2007というリヴォルヴァーのハンドガン。特徴は、6つある弾倉のうち一番下の弾丸を発射するようになっていることである(通常のリヴォルヴァーは一番上を発射する)。こうすることにより照準線と銃口の距離が開くが、その一方で撃った時の跳ね上がりの影響を最小限に抑えることができる。マテバ社というのはイタリアに実在し、この形式のリヴォルヴァーを生産している。
- 身代わり防壁
- 防壁の一種。ネットワークから攻撃を受けた時、身代わり防壁が被攻撃者のかわりに破壊されることによって、被攻撃者を守る。恐らく攻撃を受けた瞬間、物理的に回線を切断するように作られているのだろう。
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