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METHODS 押井守「パトレイバー2」演出ノート
概論/アニメーションにとってレイアウトとは何か? 押井 守
コクピット COCKPIT ◎人物の基本となる構図
窓 WINDOW-INTERFACE
スタッフインタビュー 荒川真嗣(レイアウト)
スタッフインタビュー 西久保利彦(演出)
町の姿 「パトレイバー2」スチールより
軍事映像(仮想空間) Virtual-space
Computer Graphics
スタッフインタビュー 田中誠一(CGディレクター)
鳥 The Birds
鳥のいる風景 - <物語>をOUTRENGEする
廃墟 Ruins ◎人のいない風景
スタッフインタビュー 小倉宏昌(美術監督)
橋 BRIDGE ◎物語の基本となる構図
街 City
移動する視点 Follow Shot
奥行の演出 Perspective ◎解放空間-閉鎖空間
スタッフインタビュー 高橋明彦(撮影)
和風の空間 ◎座りの高さ
スタッフインタビュー 今敏(レイアウト)
集合 Mob
物へ向かう意識
メカニック Mechanism
スタッフインタビュー 竹内敦志(レイアウト)
スタッフインタビュー 渡部隆(レイアウト)
人物の構図 Composition
レンズの選択 Lens
スタッフインタビュー 黄瀬和哉(作画監督)
アングルの選択 Angle
アクション Action
あとがき
この本は押井ファンのみならず、すべての映画ファンにとっても貴重な本であるといえるかもしれない。
これは『機動警察パトレイバー2 the Movie』のレイアウト集である。つまり、映画内で使用されたカットが表示されており、それの一つ一つに押井氏のコメントがついている。映画のカット一つ一つについて、そのカットを選択した理由、監督の演出意図を全て知ることが出来る機会というのはなかなかあるものではない。これによって『演出とは』『映画におけるレイアウトとは』ということを知ることが出来る。