まあとにかく間抜けな話である。元々F-2の元になったF-16は、安価で高機動というのが特徴の機体だった。従ってF-15等とは異なり元々改良の余地は大してなかったのだ。素直にF/A-18あたりにしておけば……。
しかし、失敗作をあっさり切り捨てる気になったのは評価すべきか。このままずるずると使えない機体を導入し続けるのではないかと思っていたが。
機動警察パトレイバー2に登場する「F-16J」とはこの機体のことだった。当時はFSXから、正式名称が何になるか判らなかったので、あのアニメでは「F-16J」という呼称が使われていた。
そういえばRAH-66コマンチ武装偵察ヘリも開発中止になったんだったか(当分はAH-64アパッチのロングボウタイプで過ごすようだ)。V-22オスプレイ ティルトローターはまだ生き残っているようだが。
しかし最近は、予算削減だの陸海空軍での統合機体の運用(F-35とか)だので、機種がどんどん少なくなっている。ミリタリーマニアからすると何だか寂しいなあ。
SaiSai
低空・低速での機動力は目を見張るモノがあったんですがね...
開発3号機の青色塗装に萌えまくった記憶が(w
99式が積めれば、また違った運命をたどったのかなぁ?
と邪推もしてみますが。
とまぁ、いきなり来ていきなりコメント残してゴメンナサイ(w
ひしだ
お久しぶりです。
正直に言えば「最悪の時期」の決断だと思います。
ようやく量産~コストダウンに入り無駄に掛かった
開発費を回収するところで打ち切りでは血税をドブ
に棄てたと言わざるを得ないでしょう。
加えて今更F15の改修というのも場当たり的に
思えます(F22導入予定から余剰機を回すと言う
にも苦しい)。
90式戦車の価格が充分にこなれている事を考え
ると「コスト高」というのは戦略的失敗の責任転嫁
だと思います。
あいたた
F2開発中止最悪時期だという意見ありましたが、正直中止がもっと後になるよりましだと個人的に思っているんですが
戦車の例を持ち出して量産すればコストも下がる・・
ってことはこの場合ないですよね
だってF2って開発段階からいろいろの欠陥情報が流れてたし
解決しても能力低くて高価な戦闘機になるからさすがにごまかせずこの決定になったわけでしょう
だいたいその欠陥報道内容が80年代某メーカー等が世界に誇る日本の技術みたいに大宣伝してたフェイズドアレイレーダーや一体形成複合材料の翼とかの根本的な欠陥だったりする
正直、日本の技術ですごいのは国際競争に打ち勝っている一部の輸出企業がすごいのであって防衛産業みたいな利権たよりの産業ごときが誇る技術には当時から眉に唾してみてましたが、案の定、90年代末レーダーがモードによっては目で見るより短い有効距離だって報道が出たときのメーカーの言い訳には笑ってしまいました
「今出ている予算までではこの性能です。もっと開発費をかければいいものができます」みたいな言い草!!
じゃあ80年代にあれほど自慢していた技術は未完成なのに自慢していたのかい!!って思いましたよ。
T72神信者
F-2は駄作機でしたね