愛知万博は(いつもの)犬・鳥・魚

押井守氏演出による愛知万博の展示は、「・鳥・魚」だそうですよ奥さん。

中日新聞ホームページ 天から床から「自然」を体感 中日共同館「夢みる山」で上映テスト

愛・地球博(愛知万博)長久手会場の中日新聞プロデュース共同館「夢みる山」で二十八日、テーマシアター「めざめの方舟(はこぶね)」の上映テストが始まった。

 この日使われた映像のテーマは「海」。円形のシアター内いっぱいに深海、雨、水中の生物などが約十分間映し出された。総合演出する押井守監督は「イメージ通りの出来栄え。自然に対する畏敬(いけい)の念を感じてもらえると思う」と自信をみせた。他に「空」「大地」もあり、会期中は二カ月ごとに変わる。

中日スポーツホームページ 「めざめの方舟」公開 愛・地球博の「夢みる山」テーマシアター

◇プログラムは魚、鳥、犬

 薄暗い場内には139体の擬人像が置かれ、今にも動きだしそうな雰囲気が入場者を驚かせる。監督は「水の映像で汗がひき、自分の体が縮む感覚になれば成功。人間より大きな存在として、自然への畏敬(いけい)の念を感じて」としてやったりの表情だったが、「泣きだす子もいるかな…」と苦笑いしていた。

 押井監督は今後、「エッジを出すことが課題」と微調整を続け、メリハリのある展示を目指す。上映内容は魚(海)、鳥(大空)、犬(大地)の3プログラムを順次入れ替える。監督は「ある種のインパクトは用意できた。自信を持ってオススメするので、最低3回は来て」とPRしていた。