愛知万博の『めざめの方舟』だが、現在一部の設備が故障している可能性がある。
現在は鳥の映像“百禽”に内容が変わっているが([CHUNICHI WEB PRESS] 愛・地球博特集 - 5月26日 第2章は鳥の目線 「夢みる山」めざめの方舟、映像一新)、目撃者の報告によると、天井に3機設置された巨大卵形スクリーンのうち1つに映像が映らず、また天井の紗幕も開閉せず、“天井の精霊像が降りてくる”という演出もなかったそうだ。
靑鰉(魚)の時には紗幕が動くという演出があった。はたして百禽では機械の故障等のため動かせないのか、敢えて動かしていないのかは不明。靑鰉の終了直前の上映状況がどうだったかわかればはっきりすると思うのだが。
そもそもめざめの方舟は(他のほとんどのパビリオンもそうだが)、万博開催期間である半年という時間の間、一日も休まずにフル稼働することになっている。魚から鳥、鳥から犬という展示の変更の時にも、夜中に突貫工事で人形像などを入れ替えている(はず)。従って十分なメンテもできず、機材に負担がかかっても無理はない。
もっとも、一部が故障しているかもしれないと言っても、床面のディスプレイは完全に映るし、壁面の映像投影も音楽にも問題はないので十分に迫力を楽しめる。現在の故障(?)がいつ修理されるかもわからないので、見られるうちに見ておくべきだろう。取り敢えず、もっと大きなトラブルが発生しないことを祈る。
★究極映像研究所★ ■めざめの方舟 映像一新 「百禽HYAKKIN(ひゃっきん)」
癒しの御宅 愛・地球博(愛知万博)めざめの箱舟“百禽”編見て来ました
ANG
靑鰉の最終日(5月24日)、午後8時45分からの上演に駆け込み楽しんできました。
スロープの位置が微妙で卵型スクリーンは2機しか見えなかったかもしれませんが、おそらく3機とも映像を映していたと思います。また、幕の開閉は行われていました。
とはいえ公式ガイドブックには「クライマックスなどでは~中略~巨大な美術造形が現れます」とありますし幕は故障と考えた方がよいかと。
BP@究極映像研
都々目さん、こんにちは。いつもお世話になってます、BP@究極映像研です。
「百禽HYAKKIN」を万博で見てきましたが、遮幕はアテンダントに聞いたところ、今回演出効果で動かさないということです。故障では?という質問には笑ってそんなことはありません、と明言されてました。皆で口裏を合わせていない限り、どうやら大丈夫なようですね。
卵形スクリーンも無事に3台とも今回OKでした。以上、ご報告まで。
都々目さとし
卵形ディスプレイのひとつが映っていなかったというのは確認したんですが、回復したのでしょうかね。
ホタニ
今日また「めざめの方舟」観てきました。
ここを読んでいたので、ハラハラしながらの鑑賞となりましたが、僕が見た限り、卵形スクリーンは3つとも映っていたように思います。
上映する毎に少しずつ画像が違う、というのも本当でした。
ちなみに「汎」は重さ350kgだとか。動かしたら面白いのにと思ってましたが、「安全上の問題で諦めた」という押井監督の台詞と併せて納得です。
BP@究極映像研
卵形ディスプレイ、復活したのでしょうね。
うらで支えているスタッフの苦労がしのばれます。
ホタニさん、はじめまして。
>>上映する毎に少しずつ画像が違う、というのも本当でした。
コンピュータ制御していると聞いて、毎回同じ映像なら別に「制御」はいらないのにと思ってましたが、ランダムに映像を変えているということでしょうか。ということは観客は一回限りの体験をしているわけなのですね。
ホタニ
…「上映される毎に」かどうかは、3回以上観てみないと断言できませんね。表現間違いでした。すいません。
僕は2回観ただけなので、正確には「最低でも2パターンある」です。
「魚」を2回観た時もそうでしたが、「1回目の時には、確かこの映像はなかったはず」というのがほんの数箇所ながらありました。