チャンスとリスクで育つ人材 - nikkeibp.jp - 石川光久、アニメビジネスを変えた男

2月に単行本発売が決まった記事のまた続き。

この記事では、制作進行の給料などについて触れられている。アニメーターに高給を支払った最初の経営者の記事ではアニメーターに対する給料について触れられており、この特集記事全体で「給料は上がっている（石川氏が上げている）」という明るい側面について触れているが、もちろん現実はそんな明るい側面ばかりではない。

日本のアニメーターは、どれほど貧しいか : Hotwired
スラッシュドット ジャパン | 日本のアニメーターの生活実態調査が公表される
これがアニメ業界の真実だ！

★究極映像研究所★: ■日本のアニメーターの賃金
アニメーターの7割が年収100万円未満－TBS社員及び労組諸君。どうよ、この現実。 魁！清谷防衛経済研究所　ブログ分室/ウェブリブログ
めぞん六星の書斎の部屋: 朝から深夜まで働き年収は100万円未満

「アニメーターの給料が低いとはいっても、新人漫画家だって同じようなもの」という話もある。だが押井氏は「漫画家は、当たれば億という金が入るが、アニメーターでは絶対に無理」と語っていた。アニメーターが決して一次著作権者にはなり得ない辛さがここにある。

現在、多くのアニメの制作を韓国などに外注に出している状態だが、これが韓国のアニメーターの成長を助け、将来的に日本の首を絞めるという意見もある。その一方で、韓国にアニメを外注に出しているのは20年前から変わっていないが、今も日本アニメの優位性は変わっていない。これからもそう簡単に日本アニメの優位性は失われはしないという意見もある。

animeanime business アニメ！アニメ！ビジネス GDH　韓国にアニメ制作子会社設立（1/26）
日経プレスリリース GDH、2月にGONZOアニメーションの制作子会社を韓国に設立 GDH、株式会社GK　Entertainmentを韓国に設立 ～更に高品質なGONZO作品の安定供給へ～

その状況の中で、この動きはどんな意味を持つのか。