ポーランドの映画事情

Sankei Web 【新ポーランド考】(7)民主化が映画界を低迷させた

『アヴァロン』撮影の舞台となったポーランドの映画業界が大変だという話。
 共産党政権下のポーランドが「映画王国」と呼ばれたのはひとつには、政府による検閲が他の共産諸国に比べて厳しくなかったからだといえる。
 南部シレジア大学ラジオ・テレビ学部職員のクリスティーナ・ドクトロビッチュ(52)は「検閲は消滅したのに、カネを出すスポンサー(政府)がなくなり、体制転換前の方が質が良いという逆説が生じた」と語る。

日本ではなかなかお目にかかれない、ポーランドの映画事情。
『アヴァロン』の撮影に関しては、外国で映画を撮ることはどういう事かというのがよくわかる『押井守inポーランド』という本が非常に面白いです。