押井守が、12月6日公開の『斬~KILL~』というオムニバス映画の総監修と、うち1話の監督を勤めることになった。
この映画は「チャンバラ」をテーマにして、押井氏の他に深作健太(『エルの乱 鏖殺の島』はどうしたの?)など計4人の監督が参加するオムニバスの映画。
押井氏は総監修の他、菊地凛子(『スカイ・クロラ』草薙水素役)と藤田陽子(『真・女立喰師列伝』氷苺の玖実役)が出演する「ASSAULT GIRL 2」を監督する(「ASSAUT GIRL (1)」は『真・女立喰師列伝』に収録されている)。「ASSAULT GIRL 2」は謎の草原で黒の女性と白の女性が無言のまま戦うという謎の設定
だそうで、理屈やストーリーは余所へやって、とにかくチャンバラを描くというコンセプトの模様。
押井氏は以前から「チャンバラ映画をやりたい」と何度か発言しており、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』についても「あれはチャンバラじゃない」と言っていたことがある(もっとも『BLOOD』は斬る相手が化け物なので最初から剣劇ではないが)。その時、あるいはそれ以前から、押井氏には描きたいチャンバラの構想というものがあったようだ。
押井守監督、今度は実写!斬新チャンバラで殴り込み:芸能:スポーツ報知
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