毎年恒例となっている、2月26日の押井守のトークイベント『Howling in the Night』が2009年も開催される。
すでにローソンチケットでのチケット販売も始まっており、Lコードは32662。開催日は勿論2月26日(今年は木曜日)。『Howling in the Night 2009』公式サイトに情報はないが、ローソンチケットによると開場は1800時、開演は1900時、会場はいつものように六本木ヒルズアカデミーヒルズ40となっている。現在ゲストは未定。今回ゲストは岡部いさくのみ。
おさらいすると『Howling in the Night』は、元々は『機動警察パトレイバー2 the Movie』(1993年公開)において、東京で"戦争"が勃発(柘植行人が決起)した2002年2月26日が実際に訪れたことを記念した押井守のトークイベントであり、以後ZONE六本木ビルにて毎年2月26日に開催されるようになった。
当初は「東京要塞化計画」などと題し、東京で戦争が起こる状況を想定した話などが行われていた。だが六本木ヒルズ森タワーの完成と共に会場をそちらに移し、それと前後して、東京に限らない日本や世界の軍事の話について語られるようになる。また『パックスヤポニカ』という「日本が(アメリカの代わりに)世界の覇権を取ることになってしまった世界」という世界観のもとでの作品制作構想も始まった(ただし現在の所『雷轟 rolling thunder PAX JAPONICA』という小説が1冊出たのみ)。
それとこのイベントは「非公開」「会場限りでの話」が原則となっている。だが2008年には、『戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA』という、押井守と岡部いさく(軍事評論家にして、このイベント恒例のゲスト)の対談本が出版され、イベントで話されていた内容の多くが収録された(あくまで新規の対談を収録したもので、イベント内容の再録ではない)。
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