まだホームページ上では更新されていないがNHK BS-hi ハイビジョンステージにて、3月6日に押井守の舞台劇『鉄人28号』が放送予定と、NHKの月間番組表(PDF)に記載されていた。NHK BS-hi ハイビジョンステージのHPにも放送予定が掲載された。BS2で放送されたことはあるが、ハイビジョンでの放送はこれが初めてとなる。
アニメや実写映画を中心に活動している鬼才・押井守が、横山光輝の漫画「鉄人28号」を舞台化。
「オペラや宝塚歌劇が好きで、宝塚はいつかやらせていただきたいと思っているくらい。それで今回、宝塚的手法=レビューを思いついた。本家の宝塚歌劇と違って女性は1人しか出ないが、“オヤジタカラヅカ”、歌って踊ってという舞台を目指したい。」と言う。その音楽を手がけるのは押井作品には欠かせない川井憲次。こだわりの鉄人28号は、高さは膝をついて座った状態で7メートル、重さ800キロ、制作費は2000万円をはるかにしのぐ。
ときは1964年、東京オリンピック阻止をたくらむテロリスト集団と、鉄人28号を操る少年・金田正太郎たちの戦いを描く。主役の15歳の少年探偵・金田正太郎とお銀の2役に挑むのは南果歩。敷島博士を池田成志、大塚署長は舞台初挑戦のサンプラザ中野くん、テロリスト犬走一直をダイアモンド✡ユカイという異色のキャスト。
押井ワールド全開の話題の舞台。
舞台『鉄人28号』は、映画『28 1/2(仮)』がDVD化されたらそれに同梱される可能性があると押井氏が語っていたが、あくまで可能性の話だし、BDが出るかどうかもわからないので、ハイビジョンで見られるのは最初で最後の機会かもしれない。その映画『28 1/2』については公開が延びているが、「やっとスポンサーが見つかった」ので本年中に公開予定という話も以前されている。
住吉
TV放映ネタとしては、TV版「うる星やつら」が、TOKYO MXにて3月11日再放送スタートするようです。下記、公式サイトです。
http://www.mxtv.co.jp/lum/