押井守による映画エッセイ集の新刊が発売

以前発売された、押井守による映画についてのエッセイ集『押井守の映像日記 TVをつけたらやっていた』の続巻にあたる『押井守の映像日記 実写映画 オトナの事情』が6月末に発売される。

『押井守の映像日記』はアニメージュに連載されていたもので、押井守が「たまたまTVをつけたときにやっていた映画(日本未公開でDVDすら発売していないようなものまで)」について書くというもの。決して映画評論的なものではなく、「たまたまTVをつけたとき」だから、映画の途中から見始めるためにストーリーを理解していないこともある。また「風呂に入るから」などの理由で、結局最後まで見ずに終わることがあっても、その映画について適当かついい加減に書いている。それでもやはり映画監督としての視点だから、シーンごとに監督の意図を解釈しようとしたり、あるいは単に個人的な(主に銃や兵器の)好みで色々なことを書いているのが面白い。

新刊の方にどんな内容が入るのかは未確認だが、おそらく上記のような前巻と同じ内容と思われる。