押井守とGLAYのコラボ短編アニメ『Je t'aime』試写会についての記事

アヌシー国際アニメーション映画祭で上映された、押井守による短編映画『Je t'aime』の試写会が行われた模様。

GLAYが押井守監督とコラボ!!/芸能・社会/デイリースポーツonline

ロックバンド・GLAYと「イノセンス」(04年)などで知られるアニメ界の第一人者・押井守監督(59)が26日、都内で短編アニメ映画「Jet’aime」の上映会で舞台あいさつを行った。

同作は押井監督が、GLAYのニューアルバム「GLAY」の特典映像として製作した短編。ギターのHISASHI(38)が押井監督の熱烈なファンだったことがきっかけで、コラボが実現した。収録曲「Satellite of love」のプロモーションビデオという形だが、押井監督の世界観を尊重し、メンバーやメンバーをイメージしたキャラクターも登場しない内容となっている。

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映像は犬とロボットの愛の物語で、ギターのHISASHI(38)がメンバーと押井監督を接着した。普段は音楽を聞かない押井監督はGLAYの音楽も知らなかったが、作品完成で意外な反響が身近に起きた。「僕のスタジオにおける評価も、少し上がった。ご縁があればぜひまたやりたい」と語った。

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押井氏は「完成した作品に対してふだん泣かない映像スタッフが、(映像を見て)初めて泣いてました」と明かした。

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その後、続いて押井監督も登壇。今作のテーマについて「GLAYの歌はバラードだと感じたが、突き詰めると最終的には“愛”。祈りにも近いかも知れない。届く届かないではなく、大事なのは想いを抱くこと。空虚な世界で愛はありえるのかを描いた」と話し、HISASHI(g)は「“視点”がすごく大切。視点を下げないと見えない大事なものが意識できました。いろんな捉え方をしてほしいですね」と語りました。そしてJIRO(b)は、「細部までとてもうまく表現されていて、さすが押井作品だと思いました」とアニメーションのクオリティに注目。

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もともとGLAYと押井の出会いは今から約10年前、HISASHIがファンクラブの会報で連載していたコーナーのためにインタビューに行ったのが最初とのこと。初対面の印象について押井は「(予想していたよりも)えらい地味だな、と(笑)。僕は全然GLAYのことわかってなかったんだけど、スタジオの女性スタッフが大騒ぎになっちゃって、そっちにびっくりしてました(笑)」と振り返った。

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押井監督は「人間のいなくなった世界で愛は成立するのか?」、「コニケーションが出来ないなかで愛は届くのか」、「思いが届けるころが出来るかどうかでなく、思いを持つことが大切」と、作品のコンセプトについて語った。

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劇中の場面カットが掲載されています。