I.Gポート 劇場用アニメーション『ももへの手紙』公開決定のお知らせ(PDF)
アニメのニュースと情報 製作7年 沖浦啓之監督「ももへの手紙」2012年公開決定
- タイトル:『ももへの手紙』
- スタッフ:監督・脚本・絵コンテ:沖浦啓之/作画監督:安藤雅司(『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』)/作画:井上俊之(『AKIRA』)、井上 鋭(『猫の恩返し』)、本田 雄(『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』)、西尾鉄也(『イノセンス』)、青山浩行(『サマーウォーズ』)/美術監督:大野広司(『魔女の宅急便』)
- 放送予定:2012 年全国ロードショー予定
- ストーリー:“ももへ”その一言だけを手紙に遺して、亡くなったお父さん。お母さんとふたり、東京から瀬戸内海の田舎に引っ越してきた少女もも。辿り着いた汐島は、昔ながらの家々と自然に囲まれたどこか幻想的な町。なじめない新しい生活に、ぽっかり穴の開いたももの心。「お父さん、本当はなんて書きたかったの・・・?」ある日ももは、屋根裏で一冊の古めかしい本を見つける。その日から、ももの周りで不思議なことが起こり始めるのだった――。
“大切な人に本当に大事なことを伝えられていますか?”人と人との繋がりが少しずつ希薄になっていく現代に生まれた、心うるおす感動アニメーション大作。
最初の情報が出てからが長かったですが、やっと……。スタッフを見るだけで、ものすごい作画だということが想像できます。あとははたしてどこまで一般に受け入れられるか?
沖浦氏が初監督した『人狼 JIN-ROH』は1999年に完成して2000年に日本で一般公開されました。その後、沖浦氏が別作品の監督を行うという噂が流れ、2008年には、監督名を公表する形でアニメーターを募集するという異例の措置が執られました。恐らく、それだけ優秀なアニメーターを求められたのではないかと思われます。
『人狼』は押井守氏が脚本を担当しましたが、沖浦氏によって比較的大きくアレンジが施されました。その沖浦氏が今回オリジナル脚本を書くことになったのも興味深いところです。
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