コミックナタリー - リュウ新連載に押井守原作の犬マンガ、付録は西尾鉄也別冊

押井守が原作を手がけ、描き手をアニメーターの西尾鉄也が務める新連載「わんわん明治維新」が発売中の月刊COMICリュウ4月号（徳間書店）にてスタートした。

「わんわん明治維新」は、登場人物をすべて犬化して描いた歴史もの。日本の近代化に影響を与えた猛犬・名犬・駄犬の活躍をユーモラスに描く。第1回は「軍艦に名前を残せなかった海軍人ペリー」のタイトルで、日本を開国させた有名な犬が登場する。

新連載を記念して付録には、西尾のインタビューやエッセイマンガを収めた別冊「西尾鉄也スペシャル編集版コミックス」を挟み込んでいる。西尾によるアニメーター以外の仕事を詰め込んだ貴重な1冊だ。

『わんわん明治維新』第１回はペリー提督と開国について。

ちなみに在日米海軍司令部Twitterについ昨日、

@CNFJ 貨物弾薬補給艦には、日本の皆さんにとっても馴染みのある名前を冠した補給艦があります。それは・・・

@CNFJ 補給艦マシュー・ペリー Fleet http://www.navy.mil/view_single.asp?id=85282 あの黒船のペリー提督の名前です！

@CNFJ ペリー提督と言えば、日本で最も有名な米海軍人の1人だと思うのですが、彼の名前を冠した艦船はこの2008年に進水した補給艦が初めてなのです。米海軍でペリーと言えば、彼の兄でエリー湖の戦いを制したオリバー・ハザード・ペリー提督の方が有名で、今までに７隻の艦船に名前が付けられました。

@CNFJ 黒船のマシュー・ペリー提督の９歳違いのお兄さんで「エリー湖の英雄」であったオリバー・ハザード・ペリーは、弱冠３４歳で生涯を閉じたそうです。兄の名声には劣るとは言うものの、マシュー・ペリー提督も艦船の名前になる程の、米海軍では偉大な人物ということになりますね。

こんなネタが書かれていましたが、このことについても『わんわん明治維新』に触れられていました。

付録の『西尾鉄也スペシャル編集版コミックス』には、過去色々な場所で掲載された漫画、イラストの再録の他、インタビューが掲載されています。