~沖浦啓之監督最新作『ももへの手紙』完成記念~ 人狼〔JIN-ROH〕セル画展 アナログアニメーションの魅力
「第54回毎日映画コンクール・アニメーション賞」、「ファンタスポルト1999 最優秀アニメーション賞・審査員特別大賞」など多くの受賞歴を持ち、世界からも高い評価を得ている沖浦啓之監督のアニメーション映画『人狼 JIN-ROH』。この作品は、「セル画を使用して制作された日本で最後の長編アニメーション作品」でもあります。“手描き”そして“セル画を使用すること”にこだわった映像はアナログ技術の集大成であり、デジタル技術に置き換わった現在のアニメーションと比べても引けをとらず、画面から醸し出す迫力は観るものを圧倒します。
今回は、来年の春に公開を控えた沖浦啓之監督の最新作『ももへの手紙』の完成を記念して、現在ではほとんど見られなくなった『人狼 JIN-ROH』の貴重なセル画を原画や背景画などとともに展示し、デジタル技術と比較しつつ、セル画によるアナログ技術の魅力を探っていきます。
『ももへの手紙』完成を記念し、9月21日から11月20日まで杉並アニメーションミュージアムで開催。グッズ販売も予定しているとのこと。
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