4月13日より公開予定の映画『バトルシップ』について、押井守が語っている。
銃器・軍艦オタクな押井守が、「バトルシップ」監督の軍艦オタク度を辛口分析/ニュース : 映画がもっとおもしろくなるハリウッドチャンネル
「エイリアンが放つ“ぐるぐる弾”は確かに凄い破壊力だけど、ピーター・バーグが描こうとしているのはそれよりヘッジホッグっぽい武器のほう。ヘッジホッグは第二次大戦時にイギリスが開発した対潜水艦用の前方投射兵器。それまでは後ろに爆雷を落とすことしか出来なかったから当時としては画期的だったんだけど、技術力に勝るだろうエイリアンの武器なのに慣性誘導のみの投射兵器とうのは無理があり過ぎ」と指摘。「が、そういうことすべて判った上で、これを登場させたかったという感じだから、そこに監督の熱意とオタク魂は感じるよ。映画として絵になる武器だしね」とシンパシーを感じる部分もあったようだ。
その他にも「5インチ砲をボコボコ撃っている横でバレットなんか撃ってたら爆風で死んでしまう」などとツッコミどころは多かったようだが、「映画的には間違っていない。あえてこういう描写をしたことでノリのいい戦争映画になっているんだから」とのこと。「これまで巡洋艦や駆逐艦(デストロイヤー)が主役級に扱われる映画はあまりなかった。というのもデカ過ぎるし、動きが少ないから映画には向かないんだよ。でも、そういう連中をあえて主役級に扱い、ちゃんと彼らの登場の瞬間もとらえている。嬉しいよね、そういうショット、めったに拝めないから。監督の軍艦愛は十分に感じる映画だと認定してもいいんじゃない?(笑)」と最終的にはお墨付き(?)をもらった
『バトルシップ』といえば、横須賀の空母ジョージ・ワシントンで会見をやりました。横須賀基地公開でGW見たかった行きたかった……(関係ない)。
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