もうTwitterでは触れているので今更という感じですが。
パトレイバー:押井監督「プロデューサーともめまして……」 ディレクターズカット版公開へ - MANTANWEB(まんたんウェブ)
現在公開中の映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」(押井守監督)の未公開カットを加えたディレクターズカット版が 10月10日に公開されることが、9日明らかになった。同日、東京都内で行われた舞台あいさつで発表されたもので、押井監督は「だいたい映画っていうのは、完成すると、(シーンを)切れとか切らないとか、監督とプロデューサーの間でもめるんですけど、今回もいろいろありまして。お互いの顔を立てようってことで、二つのバージョンを作りました」と明かした。
ディレクターズカット版は、10月10日から新宿ピカデリー、なんばパークスシネマほかで公開される。
パトレイバー、ディレクターズカット版が10月公開! – シネマトゥデイ
そんな中、「押井監督から重大発表があります」と司会者が言うと、おもむろに「このたび引退することになりました」とぶちまけて、会場をざわつかせる押井監督。すかさず「うそです。体が動くうちは映画を作ります」と続けると、「ディレクターズカット版を公開することになりました。27分長くなっています。27分退屈ではなく、27分お得なものになっています。だいたい映画は完成すると切れとか、切らないとかプロデューサーともめるものですが、今回もやはりもめました。ならばお互いの顔を立てようじゃないかということで」と説明。
一足先にディレクターズカット版を観たという筧は「ファンは相当納得する出来だと思う。マスコミ試写版もあったから、これで3バージョンになるんですね」と感心したように語ると、真野は「この舞台あいさつ、大人の事情をたくさん言っちゃうんですね」とちょっぴりあきれた様子で笑っていた。
ディレクターズカット版があるということは別に驚きではないのですが、まだ“通常版”が上映中に、“上映館まで含めて劇場公開を発表”してしまうというのはかなり異例ではないでしょうか。下手をしたら、まだ見ていない観客が「じゃあ通常版は見なくても良いか」と、劇場から足を遠のかせる可能背もありますから。
なお、マスコミ試写版はさらに編集が違うので、合計3バージョンあるとのことです。BD/DVDパッケージはどういう形式になるのでしょう。
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