『ガルム・ウォーズ』5月20日公開決定、日本語版に鈴木敏夫、虚淵玄らが協力

映画『GARMWARS ガルム・ウォーズ』公式サイト

2014年の東京国際映画祭で初公開され、北米ではとっくにDVDも発売されている『ガルム・ウォーズ』の日本劇場公開日が、やっと決定しました。

日本語吹き替えのキャストには朴璐美氏、壤晴彦氏、星野貴紀氏の名が出ています。

押井守監督「ガルム・ウォーズ」5月20日公開決定、鈴木敏夫P・虚淵玄も協力する総製作費20億円の大作 | アニメ!アニメ!

日本語版にあたっては、新たに協力パートナーを得た。鈴木敏夫プロデューサーに加えて、日本語版の演出に打越領一が参加、さらに作家・脚本家として『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCHO-PASS サイコパス』などのアニメやゲームで活躍する虚淵玄も協力する。

押井守が日本で果たすことが叶わず、海外で撮った、15年越しの「夢」。
その日本語版をどうやって作るのか?
英語版を2度3度と見ながら、
台詞の内容を一切変えずに、作品の印象を一変させてみたいと考えました。
それがこの仕事を引き受けた大きな理由です。

押井さんの大ファンである名脚本家・虚淵玄さんの協力も得て、今作品と向き合っています。
この日本語版を押井守が見てどう思うのか。
押井さんが悔しがるのが楽しみです。笑。
日本語版プロデューサー スタジオジブリ 鈴木敏夫

押井氏と鈴木氏が直接組むのは『イノセンス』以来になるわけですが、日本語版のロゴも鈴木敏夫氏が担当したそうで、公式サイトのロゴを見るとすごくジブリっぽい書体になってます。一方で、映画の英語版はすでに完成しているわけですし、「台詞を変えずに」とあるので、吹き替えで大きくセリフの意味が変更されるわけではなさそうですが、ともかく今のところ虚淵氏がどのように関わっているかは不明です(本人Twitterによると虚淵氏は宣伝キャッチコピーを書いたとのこと。打越領一氏は今まで他作品で、音響監督などを務めています)。

東京国際映画祭の上映用に作成されたトレイラーは、現在日本公式サイトからのリンクは外されていますが、YouTubeには残っています。