ハリウッド版「Ghost In The Shell」のプロデューサー、「必ず満足してもらえる」と自信 - ITmedia ニュース
実写映画版「攻殻機動隊」でスカーレット・ヨハンソンが演じるのは「草薙素子」ではなく「少佐」 – GIGAZINE
Production is underway on #GhostInTheShell, starring Scarlett Johansson, coming to cinemas in 2017. pic.twitter.com/LgKr5NmUc1
— Paramount Pictures (@ParamountUK) 2016年4月14日
外見は草薙素子によく似せているのですが、実写版『Ghost In The Shell』に登場するのは“草薙素子”とは呼ばれず“少佐”と呼ばれるそうです。
今回のインタビューでポール氏は、ヨハンソンが演じる主人公は「少佐」と呼ばれるとはっきり述べた。同氏は、映画の舞台は「国際的な世界」であり、日本人も中国人もイギリス人もアメリカ人も登場すると語った。
日本の映画や漫画を熱心に見て(読んで)育ったというポール氏は「この物語は日本の物語だとは思わない。非常に国際的な話であり、日本にフォーカスしてはいない。世界全体を想定している。だから、今回の国際的なアプローチは正しいと思う」と説明する。
まあぶっちゃけ、素子が少佐である(そう呼ばれている)ことには、アニメでも原作でも、意味も説明もほとんどないのですが(そのせいで『攻殻機動隊』『イノセンス』のアニメだけ見た人は少々混乱したようで)、他のキャラクターにも原作通り階級がないのなら、なぜ“素子”ではなく“少佐”なのかが気になります。「日本人的名前にしないことで、より国際的に受けるように狙った」という商業戦略が見えるのは気のせい? あと香港で撮影されているものの、アニメ映画版のように香港風の“混沌としたアジア”の雰囲気を狙って描いたのではなく、原作や『STAND ALONE COMPLEX』シリーズのように“新浜県新浜市”が舞台でもなく、“国際的な世界”が舞台とのこと。ただ押井氏らが訪問したセットは、やはりアジアンテイストが強いように見えますが。
また、桃井かおり氏がこの“少佐”の母親役として出演するとのこと。