アニメ新作短編『機動警察パトレイバー REBOOT』が別スタッフで公開、発売

機動警察パトレイバーREBOOT公式サイト

既に旧聞になっており(多分)押井氏も直接は関係していませんが、一応書いておきます。新作アニメ『機動警察パトレイバー REBOOT』が、新スタッフで作られ、公開・販売されることになりました。といっても10分間の短編映像ですが。公式サイトでは、予告動画も公開されています。

主要スタッフは以下の通り。

  • 監督・絵コンテ・演出・撮影監督・編集 吉浦康裕
  • 脚本 伊藤和典・吉浦康裕
  • キャラクター原案 ゆうきまさみ
  • アニメーションキャラクターデザイン・作画監督 浅野直之
  • メカニカルデザイン 出渕裕
  • 音楽 川井憲次
  • 監修 出渕裕
  • 企画・エグゼクティブプロデューサー 庵野秀明
  • アニメーション制作 スタジオカラー

『パトレイバー』という企画の原作者集団である“ヘッドギア”のメンバーの中では、押井守氏と高田明美氏が入っていません(よく勘違いされていますが、『パトレイバー』はゆうきまさみ氏のマンガを原作をとしてアニメなどが作られたのではなく、当初からメディアミックスとして同時に展開されました)。とりあえず10月15日より始まる“劇場上映 ゴーゴー日本アニメ(ーター)見本市”にて、東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7にて1週間の限定上映。劇場では、作画修正集がついた限定版が販売されるとのことですが、既に劇場限定ではないBD/DVDの予約が始まっております。Amazonではブロマイドつき限定版も予約開始しております。

『パトレイバー』新作が2016年にリブートされる意義ーーリアルな“近未来”をどう描くか

既に個人所有の無人飛行ドローンが空を飛び交い、それらがテロに使われる可能性が警戒され、さらに立てこもり銃撃犯を、警察が遠隔操作ロボットを使って爆殺するということが起こっている現代で“人が搭乗しないと動かない大型人間型ロボット”にどんなリアルな近未来を求めるのかと思いましたが。まあ面白ければ何でも良いんですけど。