2019年1月19日に『アメリカは日本文化をどう読んでいるか ~村上春樹、吉本ばなな、宮崎駿、押井守~』という本が発売されます。署名の通り、この本で押井守監督が取り扱われる模様。ただどのように扱われるのか、インタビューはあるのかなどは現在の所不明です。
- 目次
- 序章 他文化理解と翻訳
- 第1章 日本文学の新しいイメージ―アメリカにおける村上春樹の受容
- 第2章 少女カルチャーの翻訳(不)可能性―アメリカにおける吉本ばななの受容
- 第3章 日本文化と歴史の新しい表象―アメリカにおける宮崎駿の受容
- 第4章 文化交流・インターフェイス・翻訳の場としてのアニメーション―アメリカにおける押井守の受容
- 終章 文化翻訳の試み
- 補章 村上春樹『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』の翻訳の比較
- 内容紹介
- 日本の現代文学やアニメはアメリカでどのように受容されているのか。翻訳や批評の分析を通して、他文化理解の困難さを明らかにする。
- 著者について
- 芳賀理彦(はが・ただひこ)
- 1971年生まれ。ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了。博士(比較文学)。現在、敬愛大学経済学部准教授。専攻は比較文学、文化翻訳論。
- 著作に「アメリカにおける村上春樹の受容」(『越境する言の葉―世界と出会う日本文学』(彩流社)所収)、「Representation of History in a Postmodern Novel―An Analysis of Haruki Murakami's Early Trilogy」(千葉大学大学院プロジェクト報告書『モダニズムと移動』所収)など。
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