押井守、『ルパン三世』の新アニメでゲスト脚本を担当

ちょっとした押井守マニア、あるいは『ルパン三世』マニアなら、押井守が監督をするはずだった幻の『ルパン三世』についてはご存じでしょう(そのあたりのことは詳しくはTHE ルパン三世 FILES ルパン三世全記録)という本に記述があります)。これは本来『カリオストロの城』のあとに「『ルパン三世』にとどめをさす(終わらせる)」ことを目標としていたものですが、その企画が潰れてルパンは延々と生きながらえ、何と2020年代になって、押井守氏が『ルパン三世』にまた関わることになりました。

押井守、「ルパン三世」新アニメでゲスト脚本。「責任はとれません」 - AV Watch

ルパン三世シリーズのアニメ最新作「ルパン三世 PART6」のゲスト脚本家陣が発表され、湊かなえ、押井守など、小説界・アニメ界を賑わす豪華な顔ぶれが名を連ねた。シリーズ構成は推理小説家でアニメ・特撮の脚本も手掛ける大倉崇裕が担当する。10月から日本テレビ系で全国放送され、日本テレビでは10月9日の24時55分から放送予定。

(押井守)まさか、またルパンに関わるとは夢にも思っていませんでした。シリーズ構成の大倉さんが、「好きに書いてください」と言ってくれたので好きに書かせて貰いました。
責任はとれませんが、きっと大倉さんを始めとした皆さんが戦ってくれるのでしょう。
この脚本を採⽤してくれた製作者の皆さまの英断に感謝します。

あくまで“ゲスト脚本家”のひとりなので「ルパンにとどめを差す」ようなことはないでしょうが、さて……。