『ダロス』サウンドトラックCDリマスター版がタワーレコード限定で発売

これは本当に2022年の情報なのかと何度も確認してしまいましたが、鳥海永行氏と押井守氏によって作られた世界初のOVA『ダロス』の、サウンドトラックCDリマスター版がタワーレコード限定で3月23日に発売されるとのことです。現在、OVA自体はAmazon Primeなどで見ることができますが、本当になんで今?

原作・脚本:鳥海永行、監督・脚本・演出:押井守の師弟コンビによる世界初のOVA作品で、音楽を新田一郎と難波弘之が手掛けた『ダロス』サウンドトラックCDが2022年最新リマスタリング、タワーレコード限定で3月23日発売 - TOWER RECORDS ONLINE

MMP、ホーン・スペクトラム、スペクトラムなどでの活動を経て、多数のアーティストへのサポートでも知られる管楽器奏者、音楽プロデューサーの新田一郎(tp)と、金子マリ&バックスバニー、センス・オブ・ワンダー、野獣大国、山下達郎バンド、など様々な活動でも知られる作曲家・編曲家、キーボード奏者の難波弘之(key)の二人は共演歴も多い旧知の仲で、本作の全ての作曲・編曲を手掛けている。演奏には、新田一郎(tp)、兼崎順一(tp)、渕野繁雄(ts, ss, cl)、早川隆章(tb)、岩瀬富美夫 (btb) によるホーン・スペクトラムを中心に、菊地丈夫(ds)、滝本季延(ds)、岡沢茂(b)、土方隆行(g)、北島健二(g)…ら実力派のトップ・ミュージシャンも多数参加。

「モノポリスのテーマ」「レジスタンスのテーマ」で聴ける多重録音で積み重ねられたシンセやキーボードの音色は、同年、難波弘之&SENSE OF WONDER名義で『真幻魔大戦』(1984)『グリーン・レクイエム』(1984)など連続してプログレ作品を発表する 難波弘之によるものだと想像される。戦闘・アクション・シーンを盛り上げる「ドッグ・ファイト」「チェイス」では、正に新田一郎のスペクトラムを彷彿とさせる鋭利で正確無比なホーン・アンサンブルと躍動感溢れるグルーヴが展開。重厚なプログレ~ロック・インスト~軽快なフュージョンまで、多様な楽曲が切れ目無く連続する組曲で構成された抒情詩。鳥海永行・押井守によるコメントも掲載。