このサイトで書くべきことかなと思ったのですが、正直なことを言うと最近ネタが少ないので。
押井守監督は関与していないのですが、『機動警察パトレイバー』シリーズの新作とされる『機動警察パトレイバーEZY』の“パイロット映像”が、8月13日に開催される機動警察パトレイバー公式ファンサイトのイベントを皮切りに公開され、その後『パトレイバー』のイベントで公開されていくとのことです。キービジュアルは既に公開されております。
これを聞いたときの正直な私の印象は「本当に作ってたの!?」という感じでした。押井守監督による実写版『THE NEXT GENERATION 機動警察パトレイバー』に帯するアンチテーゼとして、他のヘッドギアのスタッフが集まり企画されたらしい『EZY』は、2017年6月にアヌシー国際アニメーション映画祭にて公開されたきり続報がまるでなく、一方で『パトレイバー』アニメ関連の版権を買い取ったらしいジェンコはひたすら過去の『パトレイバー』アニメのグッズを出し続けるという商売を続けていました。『EZY』はそのための撒き餌として放置され、既に頓挫してるのではないかと疑っていたのですが……。
また今回公開されるのは、予告編などではなく“パイロットフィルム”。パイロットフィルムとは本来観客に見せるものではなく、技術的テストを兼ねて作り、出資者やスタッフにイメージを伝えるためなどで作られるものという認識でしたが……(『TNG』発表以前、『アヴァロン』公開前あたりに作られた、実写版パトレイバーのデモ映像を思い出す人もいるでしょう)。過去グッズを使ってファンに対するクラウドファンディングを行っていたという考えなら、ファンは“出資者”ですから間違っていないのか?
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