EMOTION 40th Anniversary Program「『攻殻機動隊ARISE』10周年記念上映&トークショー」レポート公開! | V-STORAGE (ビー・ストレージ) 【公式】
かなり時間が経っていますけど2023年6月22日に行われ、総監督を務めた黄瀬和哉と脚本を担当した冲方丁氏が登壇した『攻殻機動隊ARISE』公式レポートが公開されています。
黄瀬さんは「現場は人に任せて、上がってきたものの判断だけをしろと石川さんに言われた」と総監督の特殊な立ち位置を説明した。
Production I.Gの石川(光久)社長(当時)から2012年末にそれぞれ本作品の企画に誘われていたお二人。なかなか実現に至らなかった企画が遂に動き出し、「関係者それぞれが微妙に異なる“攻殻像”を抱いているので、ピントを合わせる作業が大変で」と当時の心境を語る冲方さん。4人の監督とのやり取りは楽ではなかったようで、「キャッチャーは1人なのにピッチャーは4人いるようなもの(笑)」と嘆き、さらに「黄瀬さんは総監督と言っておきながら結局『border:3』で監督してますからね」と突っ込む。
自分の中に明確な攻殻像がないと言う黄瀬さんは「最初の『攻殻』(1995年公開の『GHOST IN THE SHELL/ 攻殻機動隊』)からやっているのは僕だけなので、緊張も何もなく。またやるのかと思うだけで(笑)」と淡々と語り、「今までと全然違うことをしないとやる意味がなかった」と言い切った。
元来は全6本のOVAという企画だったということの事情が色々と感じられますねえ。
『攻殻機動隊 ARISE』はdアニメストア for Amazon Prime Videoで公開していますが、現在dアニメストア for Prime Videoは最初の2か月間は月額99円というキャンペーンをやっています。
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