押井守氏と、ゲーム『Wizardry(ウィザードリィ)』の原作者であるロバート・ウッドヘッド氏の対談が掲載されました。
ロバート・ウッドヘッド氏×押井守氏 | 対談記事公開中 | Wizardry Variants Daphne
ゲームが好きで度々ゲームのネタを作中に出したりゲームが題材の作品を作ったりしているほか、自身も『サンサーラ・ナーガ』などのゲーム制作に関わった押井守氏は、特に『Wizardry』に思い入れがあり、多くのネタを作中に入れ込んでいます。
- 映画『アヴァロン』はVRゲームを題材にしており、『Wizardry』の有名キャラ「マーフィー(Murphy's Ghost)」と同じ名前のキャラなどを作中に登場させているほか、『アヴァロン』は銃撃戦が題材のゲームだがゲームシステムが非常に『Wizardry』ライク
- 『機動警察パトレイバー2 the Movie』などでは「Trebor」「Wyvern」「Wizard」「Priest」などのコールサインを作中に出している(そのシーンのパロディがある『ぶらどらぶ』にも登場)
- TVシリーズ、新OVAシリーズ、実写版『パトレイバー』にて、『Wizardry』の迷宮探索をネタにした話を入れ込んでいる
パッと思いつくだけでこれだけあり、他にもあっちこっちに登場しています。そしてこの度スマートフォン用ゲーム『Wizardry Variants Daphne』PRの一環として、『Wizardry』原作者のひとりであるロバート・ウッドヘッド氏と押井守氏の対談が公開されました。ウッドヘッド氏は『攻殻機動隊』などのアニメが好きで、アニメの英語字幕版を作る仕事も行っていました。
「ウィザードリィ」とアニメの意外な関係 作者ロバート・ウッドヘッド氏インタビュー:海外オタク見聞録 - ねとらぼ
その関係でウッドヘッド氏は『うる星やつら』の英語字幕版も担当していたということです。『Wizardry』は今や生まれ故郷のアメリカよりも日本で根強く、今回の『Variants Daphne』など色々な日本オリジナルのライセンス版が制作されております。
なお、『Wizardry』のもう一人の原作者として有名なアンドリュー・グリーンバーグ氏は2024年8月に亡くなったことが報じられています。
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