RED STORM RISING レッド・ストーム作戦発動
ストーリー
ある美しい星の夜、ソヴィエトの大石油基地がイスラム過激派によって破壊された。このままではソヴィエト連邦の石油は枯渇してしまう。しかし石油は目と鼻の先である中東に大量にあるのだ。だがそれを奪おうとしたら、NATO軍はそれを黙って見過ごすだろうか? いや、彼らにとっても石油は命の水だ、そうする筈はあるまい。ではまずNATO軍を排除せねばならない。
こうして巨大な謀略が幕を開いた。政治的作戦、秘密工作……。そしてついにNATO軍とワルシャワ条約機構軍の全面衝突が開始される。戦いは大西洋で、ドイツで、アイスランドで、北海で繰り広げられる。そして遂には核の使用に至るのか?
解説
これは所謂ライアン・シリーズではなく、完全に別の物語である。この作品ではNATO軍とワルシャワ条約機構軍の全面衝突が、実に見事に、そして多角的に描かれている。ドイツに於ける戦車戦と航空戦、大西洋では空母「ニミッツ」を中心とする機動部隊、そして輸送船団を攻撃しようと忍び寄ってくるソヴィエト攻撃潜水艦を駆るフリゲート艦、ソヴィエト空挺部隊が占領したアイスランドでの孤独な戦い、奇襲を行うべく密かに航行する原子力潜水艦、そして対衛星攻撃ミサイルを塔載したF-15戦闘機まで。
それらの全てが見事に描かれ、我々に様々な戦場を見せてくれる。
出版情報
レッド・ストーム作戦発動
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