野良犬の塒
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あの人は今こうしている 兵藤まこ

現代ネットより。「天使のたまご」「紅い眼鏡」「Talking Head」の少女を演じ、押井実写DVD-BOXの映像特典に出演していた兵藤まこ氏のインタヴュー。

【2004年2月26日掲載記事】[ 2004年2月29日14時45分]
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story.html?q=29gendainet0716053&cat=30
[02月29日15時00分]
http://www.excite.co.jp/News/searched_story/20040229150000/6053.html

きょう登場の兵藤まこさんは10代のときに「ファンタグレープ&オレンジ」「エメロンエチケットシャンプー」などのテレビCMで注目された元アイドル。その後、TBSの情報番組「8時の空」では田中星児とコンビを組んだ。しかし、最近は見かけない。今どうしているのか。「まさか『あの人は今』に声がかかるなんて思っていませんでした。ホント、光栄ですわ、ホホホ。今は主に声優の仕事をしていて、NHK教育テレビの『ハッチポッチ・ステーション』って日曜日午後5時から月2回放送される子供番組にレギュラーで出演しています。グッチ裕三さんがメーンで、ワタシと林家こぶ平さんがミス・ダイヤモンド、ジャーニーという人形の声の役。何でもアリのシッチャカメッチャカぶりが子供たちにうけて、お母さんやお父さん方もよく見られているそうですよ」

新宿駅に近いホテルの喫茶室で会った兵藤さん、こういってほほ笑んだ。グレーのスーツに身を包み、いかにも上品な奥さまといった雰囲気だ。
「あら、独身のワタシとしては喜んでいいのか、それとも悲しむべきか、どちらなんでしょう、ホホホ。声優を始めたのは20代半ばくらいからかしら。最初はオリジナルビデオアニメで、根津甚八さんの相手役の女のコの声でした。それがワタシの感性に合ったのか、声優の方が顔出しの女優よりもいろんなことにチャレンジができ、奥が深そうに感じましてね」

「女優を続けてたら、今頃はリストラに遭って、仕事があったかどうかわかりません」
と話す兵藤さんは13歳のとき、雑誌のモデルでデビュー。その後、資生堂の専属モデルを経て、ライオンやコカ・コーラのテレビCMに出演。また、TBSのマスコットガールに抜擢され、歌手、女優としても活躍した。
「いえ、正直、少なくとも、歌手では売れませんでしたね。アイドルは性に合わなかったし、3曲しか出してませんから」

ちなみに、昭和50年代のギャラは月18万円だったとか。
「確か15歳から21歳までお給料制で、ずいぶんたくさんいただいてるな、って思ってました。だって、家に帰れば食べるものがあり、別に不自由は感じませんでしたもの。ワタシはおカネよりも、お友達と遊んだりするフツーの青春時代が送れなかったことが寂しかったな」

両親と暮らし、父と兄夫婦は世田谷の祖師ケ谷大蔵で「キッチンマカベ」なるレストランを経営している。
「座席数が70あり、昔はワタシもお手伝いしてたんですよ。結婚? それがとんとご縁がなくて、なあんてうれしそうに言ってちゃいけませんよね、ハハハ。仕事がオフの日でもラジオドラマの脚本や童話を書いたり、寝る時間がないくらい忙しいんです。そんなワタシを理解してくださる男性が、どこかにいないかしら」

それは虫がよすぎる、というものです。
「ハイ、わかりました、ハハハ」

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