脚本=藤咲淳一
絵コンテ=古川順康
演出=山本秀世
作画監督=大久保徹
光、綱、貞光の三人は、土蜘蛛の洞窟を進んで行く。
その途中で彼らは、牢に閉じこめられている女性・クズメを解放する。一行はクズメの案内でさらに先へ進むと、多くの土蜘蛛族とその首領の星熊、そして勾玉を発見した。そこで綱が囮となって土蜘蛛族を引きつけ、その間に光と貞光が勾玉を奪おうとする。
だが星熊の背後に光達が回ったところ、突然クズメが星熊に襲いかかった。クズメは元々土蜘蛛族の長であり、その立場を星熊に乗っ取られた。そして土蜘蛛が星熊の手によって夜盗集団に身を落としたのが許せなかったのだ。
助けに入った貞光と光が星熊を討ち取り、勾玉を奪回する。クズメは再び土蜘蛛族を平和に統治することになり、これで一件は落着となった。あとは勾玉を都に持ち帰れば、都は救われる……。
都を救うため、そして兄を救うため馬を急がせる光。だが彼女が自分の屋敷に戻ってみると、既に彼女の兄、頼光は世を去っていた。
星熊童子は、元々大江山の鬼伝説に登場する、酒呑童子を筆頭とする鬼の四天王のうちの一人の名である。しかしアニメの星熊童子は人間(……だよな?)だがあの異常な体格のでかさ、一瞬『北斗の拳』を連想してしまった。「核戦争語の世界は放射能でこれだけ人も巨大化するんだなあ」とか思っていたが、 原哲夫の漫画には、いつの時代の設定でも巨大化人間が出てくる。
京都府加佐郡大江町☆鬼の施設 星熊童子の像
大江山鬼のモニュメント
ところで、「牛のような角を生やして虎の皮を身につけた」鬼のイメージがあるのかというと、鬼門の方角が十二支で言うと艮=
で、常陸国といえば現在の茨城あたり。そこから馬で京まで帰るとなると何日くらいだろう?
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